白いつめもの 破損について

レジン(プラスチック)やセラミックなどの白いつめもの(インレー)は経年的にすり減り、割れたり、欠けたりしてしまうことがあります。

 

以下のようなことに心当たりはございますか?
当てはまる患者様は、つめものの消耗が早いと感じております。

・就寝中に歯ぎしりをされる患者様
・日中に無意識に食いしばり、噛みしめをされる患者様
・上下の歯を接触させる癖のある患者様
・競技スポーツをされる患者様
・氷など硬いものを食べるのがすきな患者様
・前歯のすり減りがある患者様

 

歯がすり鉢状にすり減っているのがわかります。
特に、大臼歯のような大きな奥歯の、広い面積のつめものはかみ合わせの負担を大きくうけるので、
亀裂が入って割れたり、歯に裏打ちされていないうすいふちがかけたりします。

 

 

 

セラミックは割れてしまって大きく虫歯が発生することは少ないので、再治療(破損保証あり)でも歯に対するダメージは少なく安心なのですが、
それでも、割れないようにする工夫としては
クラウン(かぶせもの)設計への変更やインレー(つめもの)の素材変更により対応いたします。

 

当歯科医院では

セレックブロック(デンツプライシロナ社製品)を主に使用しておりますが、

負荷のかかる場合は、摩耗や破折を予防するために
強化型ガラスセラミック
ジルコニア
を推奨しております。

奥歯で見えないところであれば、虫歯になりにくく、耐久性の高いゴールド(金)もオススメです。