歯の健康と医療費の削減

2017年6月5日 参議院決算委員会における山田 宏 議員の質疑応答

 

出典:YouTube_山田 宏議員 歯の健康増進による医療費の削減と特定健診に歯科検診の導入を総理に提言

 

要約すると、

 

<国家として>

 

※歯の健康増進 → 医療費の削減につながる
※特定健診に歯科検診の導入を提言

 

香川県の調査において、
1.歯科検診を受けている人は受けていない人より、年間医療費が10万円少ない。(病気にならないから)
2.残存歯数が多い人ほど、医療費が少ない。(病気にならないから)
3.歯周病が重度になればなるほど、医療費が多い。(病気になるから)

 

デンソーという会社の記録でも
1.歯科検診を実施している事業所の方が医療費は少ない。(病気にならないから)
2.歯周病の有無では、医療費は歯周病がある方が高い。(病気になるから)

 

以上は、国、県、事業所における認識ですが、

 

個人についても同様に、

 

・歯科検診を受ける
・歯周病の治療を受ける

 

これらは一時的には時間的、経済的な負担となります。
しかし、
関連する病気(脳血管疾患や糖尿病など)にかかる負担を考えれば、
一生涯の医療費の節約という側面もあるのではないでしょうか。

 

3ヶ月ごとの歯科医院の受診による
健康増進と維持における費用対効果は高いと考えられています。