定期検診と歯周病の予防

歯を失う一番の原因は歯周病です。
つまり、歯周病の予防が生涯にわたりご自身の歯で食事を楽しむことにつながります。
定期検診を継続した場合、
80歳で20本以上多く歯が残せる ということも言われています。8020運動の達成にもつながります。

 

また、心身の健康という側面でも歯周病は様々な影響を及ぼします。

 

狭心症・心筋梗塞
脳梗塞
糖尿病

 

などの全身疾患は歯周病との関連が報告されています。
高齢者では、残存歯数と認知症リスクの関連についても報告されています。

 

それでは、歯周病の予防のために、何をすべきでしょうか。

 

1.日々の歯磨き(セルフケア)
2.定期的なクリーニング(PMTC : Professional Mechanical Teeth Cleaning)

 

いずれも大切ですが、海外の研究では

 

2.を3ヶ月間隔で継続していれば、1.が不十分でも歯周病は悪化しなかった

 

という報告があります。
長崎大学の研究では画像のデータもございます。

 

最低限、 3ヶ月間隔で歯のクリーニングを受ける ことが歯周病の予防となります。

 

もちろん、日々の歯磨きも大切であり、これらの両立により最大限の予防効果が発揮されます。
ぜひ、定期検診を継続してください!